未亡人と温泉とひとりごと

じじばば連れに優しい温泉宿や、道路情報などについて綴っていきます。

四万温泉は「たむら」さんに宿泊しました。

11月になってしまうと、寒さが身にしみます!
年寄りには寒さは大敵!
些細なヒートショックで血圧上昇なんてことも気にしながらのお出かけ先選びです。

今月は四万温泉「たむら」さんに行って来ました。





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どうしても、これは!という所が見つからなかったのが理由ですが、温泉の内風呂が付いていて窓がある画面でしたので寒い時期でもあり?どうよ?って感じで選んじゃいましたました

こちらの宿はお風呂が素晴らしいのは知っていたのですが、とにかく回りに何も無い!

ひなびた温泉街というか、田舎町というか・・
昼ご飯を食べる店も余り選べない。
勿論、元気に歩き回れる方々でしたらそれなりに散策しながら風情も楽しめるのですが車椅子で寒空を回る場所ではありませんね。^^;


温泉街には公共の駐車場はありますが、食事が出来る店に駐車場が併設されているわけでもありません。

何より、「たむら」さんは坂の上!
結構な坂です。
坂の長さは距離は差ほどでもないのですが、車で移動しても飲食店に横着けは難しい・・
この坂を車椅子を押して登り降りはちょっと辛いので今回は、宿の中で何かしら食べれるようなので二泊三日の旅行中一歩も宿から出ること無く過ごしました!(≧∇≦)b




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お風呂が素晴らしいのでお付きの私は珍しく温泉三昧といったところでゆっくりしましたが、年寄りはどうだったかな?
部屋の窓から見える景色は山並みの木立だけだから変化が無い!(´`:)
まっ、仕方ない。
風呂の窓も小さい上に寒くて開けられない!
まっ、仕方ない。

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「たむら」さんの玄関は時代を感じるお

もむきのあるただずまいですが、だからこそ段差があるので車椅子ではそのまま入れませんので一歩も歩けない方では車椅子ごと持ち上げないと館内に入れません。


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館内にエレベーターはありますから移動は大丈夫ですが、お風呂にたどり着くにはすべてにもれなく階段が付いてきます。(T_T)
良いお風呂がいっぱいあるけど風呂場に行き着く迄に階段があるのでは足腰に不安があり方には厳しいですね。


大浴場だけは階段は有りませんが、脱衣所から洗い場に入るのに3段から4段ほどの階段があります。

残念だけど、おみ足の悪い方には辛い設備です。


滝の前にある露天は本当に温泉を満喫してるぅって感じなのですが、ここの階段は30段程はあったと思いますが女性用は更に20段程登ります。

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良い雰囲気なんですよねぇ。

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朝も良し、ライトアップされた滝を見ながら!夜も良し。

その他のお風呂も雰囲気がそれぞれ違ってゆっくりと入りたいお風呂ばかりです。

でも、全部お風呂の入り口にたどり着くのに階段有り、です。


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部屋は、よくある和室。
旅館が古いのでバリアフリーは期待していなかったですね。
画面で確認出来る限りは大丈夫だろう・・と思いました。


繰り返しますが、段差の問題の前に「たむら」さんは歴史がある、って事は古いって事が前提になります。


なので、ヤレヤレでした。
そう、段差が無いわけではないけど心配したほどでもなく、とは言え一番の問題のトイレが一番気になったんですが。^^;



トイレは入り口が一段下がる造りで間口も狭い。
古い!仕方ない^^; ん・・
少々使い勝手が悪かったかな。

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でも、また新たな小道具を仕入れていたのが大活躍しました。
トイレの造りが古めだったのが幸いして家庭用のトイレの手摺りを設置出来ました。
これだけで、年寄りにはトイレの立ち上がりがとても楽になりました。



風呂はまあまあの使い勝手でした。
脱衣場迄は引き戸でしたが、最後は押し戸なのはどこにいっても変わらないのかな?

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今回は多くを望んでいなかったので、部屋の風呂が温泉という事だけで満足しましょうか。


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蛇口をひねれば温泉が出てきます。
冬場で入れっぱなしではお湯が冷めてしまうので湯量を細くして掛け流しにすればいつでもお風呂に入れます。

せっかく良い温泉地にきたんですから部屋の風呂も温泉だと嬉しいですね。
良かった良かった。


脱衣場が寒いかなぁとも思っていましたが、部屋の窓下にも設置されているパネルに温泉が流れているのかオイルヒーターのような感じで暖めているので寒さは大丈夫でした。


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部屋は二間、でも一部屋はコタツでいっぱい。^^;
冬のコタツは風情・・かもしれないけど一部屋潰れてしまうのも事実なんだよな。
まっ、結果コタツと壁のあいだで一人寝ました。(^^)

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ホテル選びの際には、年寄りがトイレに行きやすい場所(部屋)と年寄りとお付き合いして同行してくれている息子の寝起きの時間帯が違うので出来るだけ二間ある部屋を選んでいます。

が、今回はコタツが・・(T_T)



窓からの景色は紅葉も終わっているのでさみしい林の木々がならびます。
風に枝は動くけどその他に動きはない。
ん~、年寄りの楽しみが一つ減った!
田舎ってこんなもんよね。
山の中だものね。

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そう、今回は多くは望んでない・・と、自分に言い聞かせる時間が多かったわ。(^_-)


でも、私はお風呂を満喫出来ちゃった!
本当に良いお風呂なのよねぇ。


大浴場は男性用の方が景色が良いと思われます。
造りの問題ですね。
浴槽自体にはどこも手摺りがついていました。
脱衣場には椅子も置かれていましたので、高齢の方でも衣服の着替えに座ることが出来ますね。


以前は坂の下にあるグランドホテルのお風呂も自由に入れたのですが現在は¥500ほど別料金がかかります。
まぁ「たむら」さんのお風呂に全部入るのも時間がかかりますからグランドホテルさんのお風呂に行くまでもないんですが。


「たむら」さんでの食事は個室でした。
車椅子で個室までは行けるけど、靴(スリッパ)を脱いで一段上がります。
年寄りには少々面倒よね。

食事の内容的は美味しく頂きましたが、特筆するほどではないかなぁ。
普通に美味しかったというだけでした。
とは言え、やはり二泊目はサービスも含め何か足りないのはどこの宿も同じですね。
慣れ・・っていうのは崩しがたいようです。
一泊目よりサービスもグレードも今一つ。

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今回は昼食も館内で食べました。

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メニューは少ないですが、釜めし・焼きうどん・パスタの類を食べましたが、釜めしはお薦めしません!

サービスをするおばさま方もやる気があるとも思えなかったしな。
出前が取れればその方がよいね。
景色も部屋からと一緒だし、窓側に行くには段差あったし!

まぁ、そんなこんなで「たむら」さんでの二泊3日の温泉旅は終わりました。

今回はたまたまお値段が手頃なプランに当たったから土曜日もリーズナブルに宿泊出来てラッキー!でした。

老舗と古いは同意語のようなもので、古いと段差は付きものだし、その辺の兼ね合いを見極めるのはそこそこ難しいんですよ。(^^)


お部屋が禁煙なので喫煙スペースに行くんですが、遠い!
寒い!
お風呂上がりに(-.-;)y-~~~しちゃうともう一回お風呂に入りたくなっちゃう。
この辺りは改善できないかしらねぇ。

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私が「たむら」さんのお風呂が好きなので少々いつもより目をつぶった感はあるけど、のんびりした旅行になりました。