未亡人と温泉とひとりごと

じじばば連れに優しい温泉宿や、道路情報などについて綴っていきます。

土肥温泉「新海花亭いずみ」さんです

土肥温泉も何回か伺っているのですが、今回はお宿を変えてみました。
いつもの宿はトイレ周りに段差が多く残念ながら我が家の年寄りには無理があるので残念ながら、新しくチャレンジでした。


今回のお宿は「新開花亭いずみ」さんにしてみました。
ネットの写真などを吟味してトイレ周りは大丈夫とふみました。

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場所は以前のお宿と90度ほど角度が違うだけで土肥港沿いなのに見える景色は違っていました。
まっ、当たり前ちゃあ当たり前だけど。^^;


清水港からのフェリー乗り場は見えないけど、より近くにフェリーが迫って来ました。

さて、そんな「新開花亭いずみ」さん、場所は分かりやすいけどカーブの道の途中のカーブで急にお宿に入らなければならないので、おっとととなってしまいました。(>_<)


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お宿の前の駐車スペースは少ないので車椅子を使う方は、予めお願いするかはやめにチェックインするほうがよろしいかと。


お宿のスタッフは珍しく男性が多かった!
お部屋に案内して下さったスタッフも男性だったから荷物を持って頂くのもちょっと気兼ねが無かったわ。

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「新開花亭いずみ」さんは土肥港沿いなので部屋の前に人目をきにする建物も無いので、窓の外の景色を堪能出来ます。
もちろん、お部屋にもよるでしょうけどね。


お部屋は露天風呂付きBタイプを選びました。

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お風呂の形や景色を考慮しましたが我が家の年寄りには正解だったかな。


お部屋は和室で二間、室内には段差無し。
入り口に一段。
トイレと露天風呂にも段差が一段。
このくらいなら大丈夫!
あ~、よかったぁ。
出来れば引き戸だと良かったけど、ガマンよね。
トイレの入り口が狭いのも問題なんだけどね、段差が一段だし仕方ないか。


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部屋ですが、二間あっても、ままあるのが入り口から奥に二間が続くタイプ。
これは、便利じゃない。
だって、早寝早起きの年寄りはトイレに何回も起きるから、トイレの近くに寝ようとすると、たいがい入り口付近の部屋。
で、早起きして景色を見ようとすると遅起きさんが窓側の部屋で寝ているから身動き出来ないって事が多いんですが、でもこちらのお宿は二間が同じようにトイレにも風呂にも行ける!

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こういう形って使い易いのよねぇ。


なので、朝早く目覚めた年寄りが朝風呂に入って窓辺で景色眺めながら、遅起きさんが起きてくるのを待つことができました。


各部屋にテーブルがドン!都合ふたつもいらないなぁ。
お馴染みのシステムね。

窓からは港で釣りをする人や朝早くから出て行く漁船らしき舟などを眺めているとバスや車が行き交います。
フェリーが清水港から来るのも目の当たりにしなごら年寄りは景色の変化を眺めていました。


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窓からの景色は風呂からも同じように眺められます。
露天風呂(相変わらずですが部屋の中ですから露天風呂ではないかな)の窓はプライバシー保護がされているそうで、外からは中が見えないそうです!
なので、何も気にしないで外の景色を眺めていられます。

ちょっとした事ですが、変に囲いがあって景色が台無しって事を考えるととっても良いと思いました。

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お部屋にはお風呂に行く時に使ってね、という感じの小さな手提げも置いてあったし、荷物や洋服の収納スペースもいっぱいで使い勝手がとても良かったわ。

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ロビーには卓球台も有りました!
我が家では使わないけどね。

お土産品は場所も小さく品数も少なかったのは残念な部分ですね。
土肥温泉に目を引くお土産物やさんもないから宿にお土産品が豊富にあると助かるんだけど。
まぁ、これも仕方ない。

大浴場はまぁ、中浴場程度の大きさで露天も小さくて中に三人も入っていれば、入るのをためらいそうな大きさですね。
アメニティも十分とは感じない品揃えだったしね。

まあ、しょうが無い・・年寄りの為の旅行だからな。^^;

そんなに大きな旅館ではないしね。

でも、特段の段差はなかったので内湯は一人で歩行出来る方なら大丈夫。



食事なんですが、こちらの売りは板長さんを新しく迎えて料理に自信有り!といったところなんで期待したいような、イヤイヤ伊豆で妙に手の込んだ料理より食材を生かした料理が良いよなぁ~、などを考えていました。

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結果的には、海の食材を生かした創作料理が美味しく出来上がっていました。
金目鯛の素揚げと言っていいのかな?あれは特に美味しかったわ。

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伊豆と言えば煮付けだと思うけど、そう言う定番はありませんでしたけど。

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が、やっぱり二日目に問題が。

(´ヘ`;)ハァ・・

初日は食事は良いペースでの提供がされたんですが、二日目ではグタグタ。

やっぱりなれないメニューだとスムーズな仕事は出来ないのかな?

食事自体も、初日は創作料理が冴えた出来栄えだと思ったのですが、二日目は伊豆の海鮮の暴力が欲しいと思ってしまいました。

とっても残念。

とはいうものの気づかいも随所にあるはあるんです。(^^)
我が家の年寄りは、頭が付いたままの魚はダメなので初日のお造りでお頭が付いていたのを翌日は頭無しで提供して下さったのは嬉しかったですねぇ。


どのお料理も、提供の仕方が人数分を一緒に綺麗に盛り付けて出されて取り分けるスタイルは面倒っちゃあ面倒。
食べるスピードが違うしさぁ。
取り分けた皿は華麗さにかけるしねぇ。

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美味しかったけど、なんかすっきりと感動出来る内容ではなかったわ。
部屋に案内して下さった男性も料理は期待して下さい!って豪語してたし、二日目も昨日もはガラッとかえてお出ししますよ!って自信たっぷりだったんだけどね。(´`:)


何かがしっくりこなかった。

サーブの力量がイマイチだけで無く、やっぱり出来るお宿と比べるとどうしても気配りが欠けているところが分かってしまう。


車椅子を使う事も伝えていてお宿からも確認の電話があったのに、食事の席まで車椅子でどうぞと声がかかったのはチェックアウトする朝食の時でした。

宿のお電話ではスロープがあるのでそのまま席までいかれますって事だったのに、食事のスタッフはそうは思わなかったみたいでした。

食事場所が畳で、履物を脱ぐようなシステムだったからなか?
そうは言ってもなんだかなあ・・
納得出来ない。

不思議だけど、せっかく良いところがあっても何かダメだと思う事があると、全体がぼやけてきちゃうんだな。

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まぁ、年寄りが景色を堪能しながらゆっくり温泉に浸かれたって事とトイレ周りが許せる範囲という事で他に見つからなければ、土肥温泉に行くときは「新開花亭いずみ」さんに伺うことになるかなと思っています。

ん~実に惜しい!


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