未亡人と温泉とひとりごと

じじばば連れに優しい温泉宿や、道路情報などについて綴っていきます。

土肥温泉 たたみの宿「湯の花亭」に又行ってきちゃた!

9月に出かける旅行先が病院の関係で変更になってから、これはと思ってた宿泊先が満室だったり、中々日程が合わなくなっちゃってイヤイヤ出かけるのもひと苦労だわぁ。

一つ予定が狂ったら次からの旅行の予定も全部変わってきちゃた!

 

 

そんな困難を乗り越えて、今回は年寄り連れては二回目の訪問になります、土肥温泉「湯の花亭」さんです。

 


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こちらは何回か伺っているので勝手も分かっているつもりなんですが、泊まるたびに部屋が違うので新たな発見が発生します。(笑)

 

毎回、思うけど100%はないのかしらね。(^^;)

 

 100%とはいかなくてもこちらのお宿、気に入ってます。

全館畳敷きが売りですから廊下はもちろんエレベーターの中も階段も畳です。

大浴場の洗い場や露天風呂の湯槽の中にも畳を敷いています。

だから、素足のままスリッパなど履かないので年寄りにはスリッパが脱げた拍子に転んじゃった!なんて心配は有りません。

畳敷きだから、靴のまま部屋までとは行かないから玄関先で一段上がらなくてはいけません。

 

 
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彼方を立てれば此方が立たずって感じね。(^_^)

 

さて、館内で車椅子を使用するのは事前に連絡したので畳でしたが問題なくお部屋まで車椅子で移動しました。

お部屋は今回初めてのパターンでした。

こちらは部屋の広さがいくつかあり、人数や年齢でその方々に合いそうなお部屋をチョイスしているのだと思います。

予約サイトにはそんなに細かい部屋の広さ別の記載は無いんです。

 

なので、露天風呂付きのお部屋を選ぶ時にはこだわりが無ければ普通の部屋を選んだほうが思わぬ当たりに遭遇する事もありますね。

 

でも、基本的な造りはほぼ一緒だと思います。

露天風呂の大きさも部屋によって特に大きさが変わったり造りが変わったりもしていませんでしたから。

 

では、先ずは部屋の露天風呂(いつも思うけど露天付き露天付きって言っても屋根があるってか部屋の一部な訳でこれを露天風呂と呼んで良いのかしらね?)。

 

源泉掛け流しという事なので、お湯が少しづつ湯槽に流れ続けている音の響きが好いですねぇ。

加えて海岸沿いの立地ですから波の音も聞こえてきます。

水の音って癒やしの効果がありますよね。

 

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露天風呂から遠く対岸から来るフェリーを眺めながらのんびり温泉に浸れます。

フェリー乗り場は目の前なんです。

 



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木枠の湯槽は少し年寄りがまたぐには高めではありますが、お宿は簡易的な手摺りを持っているはずですからお願いすれば取り付けて下さると思います。

因みに私は持参してます。

 

 

部屋と露天風呂の仕切りは障子なので暗くなっても露天風呂の電気をつけないで部屋の灯りだけで充分入浴出来ます。

 

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目の前が海とはいえフェリー乗り場付近では釣り人もいますから人目が気になる方は薄明かりで風情を楽しんだほうがよろしいでしょうね。

それに虫が飛び込んでくることもありませんから。(笑)

 

部屋にはドーンと大きなテーブル!

こんな大きなテーブル邪魔だろうって思うけどこちらは部屋食なのでこれでも足りなくて更にテーブル足すんです。

食事は伊豆らしさ満載!

量もハンパない。

美味しい、苦しい、まだ来るんだ、と思いながらの食事になりますね。(笑)

 

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朝食も部屋食なので、予定の時間前には布団を上げに来ちゃうから個人的には朝は部屋食じゃない方がのんびり感は強いと思うけど、化粧や身仕度を考える方なら部屋食は便利かしらね。

 

まぁ、朝もおかずは海の幸が中心です。

贅沢なんですが、旅館の朝食って感じが薄いのよね。

二日間目にやっと鰺の干物が出てきてくれた!

そりゃあ、伊豆の海の幸も魅力だけど朝は干物!ねぇ。

 


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こちらの難点はトイレ周りなんです。

部屋によっては段差が無くトイレまでいけるのですが、ほとんどの部屋は段差がありますね。

困った事に部屋の入り口の左右に部屋とトイレが別れている為に一段下りて一段上がる、といった感じで今回の部屋はこのパターンだったので夜頻繁にトイレに起きる年寄りの付き添いで私は寝不足気味でした!

 

 

奥のトイレへの入り口を部屋から見て

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段差が無い部屋は寝室からトイレが少し距離が出ますので、これも目が離しにくいのよね。

 

こちらはとっても気に入っているけどトイレ周りだけは何とかならないかと思っています。

 

スタッフもとても感じが良いし、景色も良い。

風呂も良いし、食事も美味い!

トイレなんだよなぁ~。

 

気を取り直して、大浴場も一言。

風呂なしのお部屋に泊まっても足腰に特段問題が無い方はエレベーターで見晴らしの良い大浴場を使えます。

館内はフラットですし、風呂場も特に段差は有りません。

大浴場も畳敷きですからお風呂場でツルッと、といった心配は少ないと思いますが、舟形の湯槽は洗い場とほぼ同じ高さなので高齢の方が時として苦労しているのは湯槽から出る時です。

入るときは座るようにして入れるのですが、出る時は手摺りがないので立ち上がるのが大変そうです。

畳の布団よりベッドからのほうが立ち上がるのが楽ってのと一緒です。

 

景色は部屋から見えるのが上階から眺めるという形です。

窓越しの海に沈む夕日はきれいですよ。

 

露天風呂の湯槽の中にも畳が敷いてあります。

ちょっと畳っていいな・・

と思いながらの湯浴みは少し内湯より温めなのでゆっくりのんびり出来ますよ。

もちろん、景色もOK!

もっとも景色を見るのにずっと立ち上がっているのも、遠くの建物から見られている感じが落ち着かないのですか。(^^;)

 

内湯から露天風呂には階段が五段程ありますので足元に不安な方はご注意ですよ。

 

年寄りの楽しみに温泉に連れていきますが私達も温泉を楽しむには大浴場の良し悪しも大切です。

そんな希望からすると、年寄りには部屋で温泉も食事もゆっくりしてもらえるし、私達は時間の制限も無く景色を楽しみなながらの湯浴みが楽しめるこちらのお宿はとても気に入っているお宿なんです。

 

話しは戻るけど、トイレ周りなんだよなぁ~(笑)


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