未亡人と温泉とひとりごと

じじばば連れに優しい温泉宿や、道路情報などについて綴っていきます。

伊豆高原 「かんぽの宿」です。

やっと温かい季節になったので、2017年に入ってジジババ連れての旅行の再開です。


河津桜の時期にと思っていたけど中々思惑通りには進まなくて3月も後半のお出かけになってしまいました。
ならば、今度はソメイヨシノの時期にさしかかるかなぁという所でした。
でも、ソメイヨシノにはあと少し早かったけど。
ん~ 残 念 !


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かんぽの宿」は全国にあってお手軽なお値段のせいなのか、この中でこの「伊豆高原かんぽの宿」は特に人気なのかなぁ、それともたまたまだったのか希望の日程が取りづらかった!


それはさておき、伊豆はアクセスが微妙だよね。(´`:)
高速道路が伊豆半島には入ってこないし、選ぶ道が限られていて土日は特に渋滞も多いので結構時間がかかるから、年寄りを連れているときはトイレの場所とタイミングをよ~く考えないと大変!


そんな中、今回は天気に恵まれなかった!
これも残念だった!
伊豆高原だと年寄りが立ち寄る場所が少ないのに雨だとぉ。
移動日の土曜日は晴れたけど日曜日月曜日と雨で困ったちゃったよ。



入口からロビーを
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伊豆高原かんぽの宿」は伊豆高原駅からもそこそこの距離で、メイン通りから入ってすぐ高台という事で天気が良ければ全室オーシャンビューを売りにしてあるから部屋からの景色も良好!
でも雨(^^;)





雨で景色がボケてます(´`:)
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さてさて、露天風呂付きのお部屋はほぼほぼバリアフリーです。
良かったぁ。(^^)
入口から部屋にも段差なし。
和洋室のベッド側からトイレが近い。
更に、扉は引き戸だから部屋にもトイレにも間口が広めなのがありがたかったですね。


トイレには手すりもついていて年寄りには安心ですよ。その上、トイレと露天風呂には緊急呼び出しボタンまでありました!




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ベッド側と和室側に少々段差は有りましたが許容範囲ですね。




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何より、大事なトイレがひと安心でホットして且つベッド周りも広めだったので、とっても動き安かったですよ。
車椅子も楽に入れる広さですから。
とにかく部屋に余計なものが無い!

とは言え年寄りが座るのには椅子が1脚あったら良かったけど、まぁ良しとしましょう。
色んな物を持ち込んでいるので椅子も持って行ってますから(笑)
最も、こちらはバリアフリー用品を色々貸し出すので高座椅子などの貸し出しも有ります。


冷蔵庫も空ですから持ち込みの飲み物も入れられます。
ビールは自動販売機で350㍉が350円でした。


さあさあ、露天風呂ですね。

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陶器でしょうか、円形のお風呂は一人で入るにはゆったりとした広さがあり、シャワーブースも有ります。

風呂桶は壁際にあるのと、手で支えるためと思われるバー(かな?)もあるので風呂桶への出入りに差ほど心配は無いと思います。
ちょっと深めの湯槽になるので、入る時は少々注意が、必要かも。

お湯は温泉。これ大事ね。
部屋の露天風呂はって事時々ありますから。
温泉旅行で温泉ではないとテンション下がっちゃいますもの。

露天は壁にあるボタンを押すと温泉が注がれて10分程で溢れんばかりです。
自動で止まるのも安心ね。
湯船の縁ギリギリまで溜まるので、入ったとたん溢れる温泉!
なんか、贅沢な感じじゃない?(^-^)
少し温めに感じましたが夏場なら、これが適温になるかなぁ。

まぁ、少し温いと思ったら、追い炊きはできないけどお湯と水の給湯口は有ります。
でも、温泉が出てくる訳ではないので温泉の濃度?鮮度?が薄まるような気がしてしまいます。
微妙(笑)


風呂桶の脇には小さいテーブルと椅子があるので天気気候が良ければ海を見ながら景色も見渡せます。
我が家の年寄りは景色景観も大事な要素なので、今回の天気は本当に残念だったわ。!

高台で風通しも良いから、年寄りを連れているときには季節は選ばないと寒くて露天には入れないなぁ。

難点も無くはないんです。
部屋露天と和室の境はサッシの溝位で段差はありませんので危なくはなかったのですが、風呂場(風呂桶の周り)の床が一度濡れると乾きが悪い(天気のせいかもだけど)ので濡れた床面を歩くと足がすっごく冷たい!
今回の雨風のせいだと思うけど、寒い時期は冷たい!って事よね。
このあたりも注意が必要かもね。

露天風呂は部屋のカーテンで目隠しが出来ますが、着がえる為の目隠しがありません。

時々あるんだよな。目隠しが無い造りの宿って。

家族だって、年寄りだって異性がいれば衝立の一つは欲しいと思うんだけどねぇ。
まして、お友達同士だったら尚更よね!
カーテン締めて、外の露天脇のテーブルでも使って着がえるって手もあるけど、寒くちゃ無理でしょ?(-_-#) ピクッ
今回の露天風呂は脱衣場所が問題点って事でした。
段差が多いより断然問題無い事(笑)とは言え他の宿泊客の方はどう使用しているのか気になる部分です。


一般の大浴場ですが、入口にスロープもあるし、トイレの中や風呂場にも手摺りがアチコチについてました。
脱衣所と風呂場に入るにもスロープでした。
バリアフリー化を目指しているんだなとわかります。
でも、塩ビみたいな素材感のスロープはちょっと滑りやすい感じがしたのは気になりました。

大浴場は二カ所が日替わりになりますから連泊しても片方にいつも朝だけ、とかにはなりません。

でも、ちょっと距離がある感じの通路は地下に吸い込まれていくような雰囲気でした。

コワ(笑)


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大浴場の内湯は両方とも同じようなものですが併設の露天は片方は手摺りは付いてるけど二階に上がる分の階段があります。
その分見晴らしは良いけど足腰に問題があると辛いわねぇ。

大浴場には介護用の椅子は当然ありましたが背もたれ付きの大きめの椅子でしたし、洗い場に仕切りがあるブースも一つありました。
脱衣所にはベビーベッドだけではなくカーテンで仕切れる折りたたみ式のベッドもありました。
ちょっと感動(≧∇≦)b

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かんぽの宿」って結構年寄りや障害者に優しいお宿だと思いましたね。
お値段も手頃だし今後もこれはという場所を探してみたいと思いました。

もちろん、100%とはいかないけど年寄りや子連れには色々な気遣いがありました。


中々お手頃価格でこんなに気遣っているなんてうれしいですよねぇ~。(^ー^)


何回もお手頃価格と言ってますが、食事はまぁちょっと・・
スタンダードプランで予約しましたが、少々量は物足りなさが残りました。

年配の方ならそこそこだと思いますが品数も少ないし量も少な目。
白米で調整した感じですかね。(^^;)

スタンダードプラン(輝だったかな)より量の少な目なプランだとご飯は山盛りで三膳は必要かもね。(笑)


連泊だと同じプランで予約しても通常夕食の内容は変えて下さるものなので今回も同じプランで予約しました。
金目鯛が付いてるのでスタンダードプランにしましたが、前日のしゃぶしゃぶの肉は牛で翌日は豚、お造りの刺し身の種類が変わったというだけでした。
二日間、金目鯛がドーン!
二人で一匹の金目鯛は大きくて食べ応えもあって味もよかったので満足です。



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でも残念なのがお造り。
鮮度もどうなの?って感じるような刺し身だったわ。
もちろん味もイマイチ。
伊豆で海鮮がこれじゃあ伊豆の食事としては魅力が無いでしょ!

かなり以前、下田のホテルでも同じような事があったけど何故なんだろう?

伊豆で海鮮が・・・では当たり前のように期待してたのにテンション急降下⤵

まあまあ良しとしましょう。
お手頃価格ですからね。(笑)        

たまたまだったのですが、夕飯後に大正琴のコンサートがありました。
マチュアの方々で月1回のコンサートだそうでしたが音楽好きの我が家の年寄りには良い気晴らしでした。

笑ってはいけないけど、見ている観客を見るとディサービスのようで宿泊者が高齢の方しか居ないみたいでしたよ。(大笑)


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今回は総じて満足な旅行になりました。
何はともあれ、かんぽの宿の姿勢に好感を持てましたもの。
年寄りや障害者、子供に対して優しい宿だと思いました。
季節を考えてまた伺いたいと思います。